6月の「今日の幕末」 幕末日誌文久2 テーマ別文久2 HP内検索 HPトップ
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■勅使東下-慶喜・春嶽の登用 【京】文久2年5月11日、朝廷は幕府に下す勅諭案を議論しました。その結果、(1)将軍上洛による国是の議論、(2)五大老の創設、(3)慶喜の後見職・春嶽の大老就任、の三案(三事策)のうち一案を選んで行うように・・・ということに決まりました。 【三事策】
<ヒロ> これら三案は、「朝廷主体・幕府随従の公武合体論の具体化」であり、従来の譜代大名・幕臣中心の幕政を「親藩と外様の雄藩連合政権に移行」(『人物叢書 松平春嶽』)しようとするものでした。 なお、5月20日に下された勅使への沙汰書は、久光の入説により、第三案を専ら主張せよというものになっています(こちら)。 関連:■「開国開城」「文2:勅使&島津久光東下との幕政改革」■テーマ別文久2年:「将軍上洛問題」「一橋慶喜・松平春嶽の登用問題と勅使大原重徳東下」 ■薩摩藩日誌文久2■長州藩日誌文久2 参考:『徳川慶喜公伝2』(2002.6.5) ■安政の大獄 文久2年5月11日、大老井伊直弼襲撃の首謀者の一人、水戸脱藩関鉄之介が斬首されました。 関連:■「開国開城」「安政5〜6(1858〜59):戊午の密勅と安政の大獄」「安政6〜万延1(1859〜60):勅書返納問題と桜田門外の変」■「志士詩歌:桜田門外の変」 |
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